羽毛布団のクイーンサイズ(210x220)⇒クイーンサイズ(210x230)へのリフォーム。
旧羽毛布団は20年以上前テレビショッピングで購入した京都西川製QDL(210x220cm)であった。柄は気に入らなかったが当時、超ロングは市販されていなかった。特注でもできれば手に入ったかもしれないが非常に高価になったと思う。
羽毛ファクトリーの製品を購入したのは2006年、牛乳のタンパク質から作った繊維プロミックス(シノン)を表地に使用した羽毛布団が最初だった。今も使わず歴史遺産として保存してある。今回は12年ぶりの再会です。
なぜ羽毛ファクトリーの製品にしたか?その理由は、昨今の常として新品およびリフォーム品とも無地のものが多いなか柄付であった。しかも花柄があった。そのほか丈(長さ)がプラス20cmの230cmが選択できることだった。
届いた製品は予想以上に良かった。絹100%や絹交織(50%+50%)などで見た目は光沢があってよいが触るとゴワゴワしていたものがあった。今回好きな花柄で、80番手の超長綿の生地でやわらかく、肌触りがよく気持ちよかった。ツインキルトのため凹凸がなくフィット性がよく10月では暑いと感じるくらい。縫製に於いては、ハギ(生地のつなぎ目)の柄合わせがしっかりしていて驚いた。これは結構大変な労力と生地が必要と推測いたします。会社の姿勢と職人の技に有難うと感謝申し上げます。
最後に、布団の大きさの割に周囲8か所のループの紐の幅が四隅で5mm、中間で4mmと細く、縫い留めてある糸が切れないか懸念されます。参考に手元のB社の角の紐のそれを測ったら9mmありました。