佐波理(さはり)とは、合金のなかでも錫を多量に含ませた青銅の一種。 非常によく響き、音色が良いことから「響銅(きょうどう)」とも呼ばれ、 古くは正倉院にも佐波理製の宝物が収蔵されていました。 鳴りものに最も適した合金なのですが、その反面割れやすく、 金属鋳物の中でも高度な鋳造技術が要求されます。 その分、澄んだ音色や長い余韻、心洗われる音の美しさは佐波理ならでは。 長年使うほどに音が締まり、音色が良くなっていくという不思議な性質もあるのです。 |
京都府立総合資料館に保管されている祇園祭用囃子鉦。 天保十年(1839年)に作られたもので、「勘三郎作」とご先祖である 初代勘三郎(かんざぶろう)の最古の銘が刻まれています。 以来、歴史と伝統あるその名を、約170年余りの年月に培われた高度な 技術や知恵を受け継ぎ、この「勘三郎りん」を考案した六代目勘三郎は 京都府伝統産業優秀技術者「京の名工」として知事表彰も受けました。 古代から愛されてきた悠久の音色は、平成の今でもなお、京の都に響きわたっています。 |
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